SEO対策における被リンクの効果

被リンクとは、外部サイトから自サイトに向けられたリンクのことを指します。バックリンクや外部リンクと呼ばれることもありますが、SEO対策において被リンクを獲得することは非常に重要です。基本的に、ユーザーに有益な情報を含んだWebページやサイトは、自然と多くの被リンクが集まるため、被リンクは検索エンジンはサイトの評価項目のひとつとなっています。そのため、検索結果で上位表示されるためには、多くの被リンクを獲得する必要がありますが、単に被リンクの数を稼げばよいというわけではありません。

以前は、単に被リンクの数が多いサイトほど検索エンジンから高く評価されていたため、自作自演で被リンクの数を増やすというSEO対策が横行していました。その結果、決してユーザーに有益とは言えないサイトが上位表示されてしまうことが少なくありませんでしたが、現在は獲得した被リンクの数よりも質が重視されるようになっています。検索エンジンから評価される質の高い被リンクとは、ナチュラルリンクと呼ばれる外部サイトから自然に張られたリンクです。逆に、自作自演で獲得した被リンクやスパムサイトからの被リンクは、検索エンジンからは低質と判断され、検索順位の降下やインデックスの削除といったペナルティの対象となります。

そのため、現在のSEO対策では、ユーザーの役に立つコンテンツを制作したり、SNSを活用して宣伝したりしてナチュラルリンクを多く獲得することが重要となっています。また、サイトを長く運営していると気が付かないうちに低質な被リンクが増えていることがあるため、定期的に自サイトが獲得している被リンクを確認しておくと良いでしょう。

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